TOP > WORKS >
羊毛の繊維が絡みあい、広がって、まるで細胞が増殖するように一枚の布になる。やわらかく形のない布は、壷を包めば壷の形に、身体を包めば身体の形になる。
何にでもなる可能性があるこの布を、引っ張り、ねじり、結んで、雨引の里の「風」を包んでみたい。

「Tension. 風を包む」

雨引の里と彫刻2011 冬のさなかに AMABIKI 2011 In the midst of winter
茨城県桜川市

photo:齋藤さだむ